活動レポート
日本盲導犬協会に訪問しました(2)
2026年07月28日公開

今回も日本盲導犬協会の取り組みについてレポートをお届けします。

今回は、盲導犬が誕生するまでの訓練や、その一生を支える取り組みについてご紹介します。

盲導犬の育成には、多くの人々の協力が欠かせません。その中でもよく知られているボランティアが、生後約2か月から1歳頃までの子犬を家庭で育てる「パピーウォーカー」です。パピーウォーカーは犬に人と一緒に安心して暮らすためのルールを教えるボランティアです。電車の音や人混み、買い物先での出来事など、多くの刺激に触れながら社会性を身につけさせるとともに、たくさんほめて、人との信頼関係を作れるように育てます。

その後、訓練センターで本格的な訓練が始まります。しかし、すべての犬が盲導犬になるわけではありません。訓練士は、一頭一頭の性格や適性を丁寧に観察し、それぞれに合った訓練の順番や方法で育成を進めます。その中で、盲導犬としての適性が認められた犬が盲導犬としてデビューし、その割合は全体の3〜4割程度といわれています。

盲導犬として活動しなかった犬も、「キャリアチェンジ犬」として一般家庭などへ迎えられるなど、それぞれの適性に応じた進路が用意されています。日本盲導犬協会では、盲導犬としてデビューする犬だけでなく、すべての犬の進路について最後まで責任を持ち、一頭一頭が安心して生活できるよう支援しています。

訓練では、一頭一頭の性格や適性をよく観察し、それぞれに合った方法で育成を進めることが大切にされています。

次回も引き続き日本盲導犬協会のレポートをお届けいたします。