活動レポート
日本介助犬協会に訪問しました(1)
2026年02月13日更新

先日、介助犬の育成と普及に取り組む 日本介助犬協会 を訪問し、活動に込められた理念や、介助犬を取り巻く現状、そしてこれから目指す未来についてお話を伺いました。今回のインタビューを通して一貫して感じたのは、「介助犬は我慢して働く存在ではない」という強いメッセージでした。

「今の生活の、何を変えたいか」から始まる支援

日本介助協会が最も大切にしているのは、介助犬を必要としている利用者が「今の生活の中で、何を変えたいのか」を丁寧に聞くことです。その人の状況に合わせて支援する体制を一緒に組んでいく。介助犬の世話が不安な場合も、生活全体を見ながら支援を考えていきます。一方で、「自分よりもっと大変な人がいるから」と遠慮してしまい、本来支援を受けられるはずの人が声を上げられない現状もあります。「どこに情報を求めたらいいかわからない」「主張することに慣れていない」——そうした日本社会が、介助犬の普及を難しくしている側面もあるといいます。どんな方でもためらわずに介助犬と暮らしてみたいと言える社会が普及していくことが課題と感じました。

次回も引き続き、介助犬協会の取り組みについてレポートをお届けします。