活動レポート
日本介助犬協会に訪問しました(3)
2026年04月22日公開

今回も日本介助犬協会の取り組みについてレポートをお届けします。

介助犬の普及に向けて、人々の意識を変えていくことが重要といいます。

楽しいことが、いちばん大事

「一番大事なのは、楽しいことなんです。」この言葉が、今回のインタビューを象徴していました。介助犬は健気に我慢して働いている存在ではありません。靴下を脱がせることも、物を拾うことも、犬たちにとっては“楽しい仕事”。褒められたい、喜ばせたい、その純粋な気持ちで動いています。「ワーキングドッグ=頑張っている、かわいそう」というイメージを、変えたい。介助犬たちは楽しくなければいけないし、働くことは楽しいことであってほしい。そのための環境を人がつくることが大切だと語られました。

普及の課題は「犬」より「人」

現在の大きな課題は、介助犬の認知度がなかなか上がらないこと。認知が広がらなければ、支援の輪も、人材も増えていきません。そして協会が最も重視しているのは、「犬を増やすこと」ではなく、プロフェッショナルな人材を増やすことです。医療・福祉分野の専門家に、犬の可能性をもっと知ってもらう必要があるといいます。欧米と比べても、日本は犬文化そのものがまだ成熟していません。犬の保育園やシッター、飼い主が学ぶしつけ教室が当たり前になる社会を目指しています。

次回も日本介助犬協会のレポートをお届けいたします。